無施錠の窓から侵入され20代女子大学生が強制性交致傷被害。刃物で脅した大学生(25)起訴

NEWSの文字と人々

性犯罪被害事件。強制性交致傷被害など。

20代女子大学生が家に侵入され刃物で脅され、強制性交致傷被害など。徳島大学工学部2年の男(25)を起訴。

日時・場所

日時は?
令和二年3月17日(火曜)午前2時ごろから午前4時ごろ。

場所は?
徳島県徳島市内の被害者の女性の家。

状況・性被害内容

窓の鍵を閉めている手

徳島地方検察庁は7日、20代女子大学生の家に侵入し、就寝中だった女性に対して刃物で脅して襲おうとしたとして強制性交致傷、銃刀法違反、住居侵入の罪で、徳島市、徳島大学工学部2年の男(25)を起訴。

男は3月17日、女子大学生が住む家の無施錠の窓から侵入し、就寝中だった女性の首を背後から両腕で締め上げ、刃渡り約13センチの包丁を突き付けながら「動くな。服を脱げ」などと脅迫。

男は性行為をしようとしたが女性が隙をみて逃げたため未遂に終わったという。女性は襲われた際、右腕に約1週間のケガを負った。(4月8日午前6時15分)

その他・情報

情報を聞くために耳に手をあてる女性

11月27日追記分
徳島地裁で25日、就寝中だった女子大生を包丁で脅して性的暴行を加えようとした際にケガを負わせたとして、強制性交致傷や住居侵入などの罪に問われた元徳島大工学部生の被告(26)=兵庫県姫路市=の裁判員裁判の初公判があった。

男は「間違いありません」などと話してており、起訴内容を認めたという。

検察側によると、被告は2019年6月以降、徳島市内で1人暮らしの20代女子大学生宅への侵入を繰り返し、2020年3月にはスケジュール帳の内容から女子大生が間もなく引っ越すことを把握。

犯行当日に「(男が女子大生に対し)無理やり性交する最後のチャンスと思った」、「女子大生が目を覚ました後は背後から首に左腕を巻き付け、包丁を持った右手も使って体を押さえた。女子大生は抵抗した際にケガをした」とした。

弁護側は犯行時に包丁を持っていた点について、「見せればおとなしくしてくれると思っていたからで、出血を見て犯行を中止しており、犯行態様は悪質ではない」などと述べた。


11月28日追記分
徳島地裁で27日、同男(26)の裁判員裁判の論告求刑公判 があり、検察側は「計画的犯行だった」などとして懲役8年と犯行に使われた包丁1本の没収を求刑。

検察側は、被告は女子大生のアパートに事前に侵入して退去する予定を知り、「最後のチャンス」と考えて犯行を決意したとし、「包丁や拘束ベルトなどの道具を準備しており、強固な犯意に基づく計画的犯行であることは明らか」と非難。

さらに、目を覚ました女子大生を包丁を持った手で押さえ、もみ合った際に腕や手に傷を負わせており、「さらに大けがをする可能性もあった危険で執拗な暴行だった」と指摘。

女子大生に与えた精神的苦痛は大きく、再犯の恐れもあるとした。

弁護側は、「包丁は脅すために手に持っていたので、ケガをさせるつもりはなかった。道具は性的嗜好を満たすためだった」などと主張し、懲役4年を越えない判決を求めた。

12月1日追記分
徳島地裁で30日、同男(26)の裁判員裁判の判決公判があり、懲役7年、包丁1本没収(求刑懲役8年・包丁1本没収)が言い渡された。

判決理由として裁判長は、一度、自宅に戻って包丁や目出し帽、拘束ベルトなどを用意した点について「強固な犯意に基づく計画的な犯行」と指摘。

さらに、包丁を持ったまま押さえつけようとするなどした犯行態様を「一歩間違えば大ケガをしかねなかった」と非難。

ケガをさせるつもりはなかったとする弁護側の主張に対し、「包丁を持った状態で押さえつければ、ケガをする可能性があることは分かるはずだ」として退けた。

無施錠に関して
無施錠の窓や玄関から侵入されて襲われるというのはよくある話です。こういった人物はストーカー的な場合もありますが、マンションの上の階などから順番に、鍵が開いている部屋を手当たり次第に探していたりもします。

そして玄関ポストなどから靴を見たり、例えば、話し声、匂いなどで女性の家かどうかを調べて入って襲ったりもします。オートロックの場合でも過信される方がいますが、簡単に入れます。必ず施錠するようにしてください。

犯罪者が悪いのは当然でありますが、「世の中には危ない人間がいる」、「自分の身は自分で守る」という気持ちで、未然に防げることは未然に防いでいただきたいと思います。


そして、新型肺炎コロナウイルス感染症で特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令しました。家にいるとストレスがたまり、そのストレスを理由に外に出て、女性を襲おうとする不届き者もいますので十分に気をつけてください。

性犯罪被害に遭われた女性に心よりお見舞い申し上げるとともに、このような性犯罪事件が少しでもなくなることを願っております。

インターネット上の声

インターネット(パソコンとスマホ)

追加更新予定。

性犯罪事件の数など

グラフとメモ帳とペン

令和元年(平成31)の強制性交件数
(いわゆる強姦)は1,405件、
強制わいせつ件数は4,900件、
合計6,305件というデータです。

これは警察が認知している数、
すなわち、届け出た件数であり、
性被害申告率は
約20%程と言われています。

そして警察庁の発表によると、
13歳未満の子供が
性被害に遭った強制わいせつ事件は、
2017年の1年間で953件発生し、
1日に2件以上起きており、
法務省の調査では、
一度、子供に手を出した犯罪者の
再犯率は、84.6%と
極めて高いことも分かっています。

下記は日本全国、
強制わいせつの性犯罪被害件数、
強制性交等の性犯罪被害件数、
平成27年から令和元年の年齢別、
についてのまとめです。

身を守るための安全防犯対策意識

身を守るための安全防犯対策意識について、
こちら(下記)にまとめましたので、
長いですが、お時間のある時にでも
読んでくだされば幸いです。

性犯罪種類一覧表

性犯罪の種類一覧表。
わいせつ行為、痴漢、盗撮、
児童買春などの性犯罪について、
できるだけ分かりやすく簡単に
こちら(下記)にまとめました。

性被害相談・児童虐待

全国共通ダイヤル #8103
一人で悩まないで。
各都道府県警の相談窓口に繋がります。
なるべく女性が対応するようです。
覚え方は「ハートさん」らしいですが、
ご自身が覚え易いのでOKです。
詳しくは⇒警察庁ウェブサイト「 #8103 」

因みに児童虐待に関しまして、
児童相談所全国共通ダイヤルは189です。
通告、相談が可能です
詳しくは⇒厚生労働省「189」

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性犯罪事件の動画をアップしています。
クオリティーは高くはありませんが、
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詳しくは⇒YouTube(性犯罪チャンネル)

最後に

性犯罪の厳罰化については、
抑止にもなって個人的に賛成ですが、
それでもする人間は必ず存在します。
罪の重さを理解していない、抑えられない、
または自暴自棄になって犯罪を犯したり、
刑務所に入りたくて故意にする人間もいます。
そして、忘れてはいけないのが、
そもそも加害者側が罰を受けるのは
性被害に遭った後ということです…。
なので、先ずは性被害に遭わないように
十分に気を付けてください。

しかし、防犯意識を持ったとしても、
防げることが可能な事案は数多くありますが
全ての性犯罪から完全に防げるわけではなく、
悲しい事ですが「する人間はする」のです。

なので怪しい人物が居たら
すぐに警察へ通報したりして
パトロール強化をしてもらうべきだと思います。
性犯罪被害に遭わないため、
身を守るために防犯ブザーは必須アイテムです。
性被害に遭わないよう十分に警戒して下さい。

性犯罪を犯す人物が悪いのは当然です

個人的な意見ですが、
社会全体で「性犯罪は絶対許さない!」
という雰囲気を作る事が大切だと思います。
最後まで、お読みくださいまして
本当にありがとうございます☆

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