地下アイドルの女性が強制わいせつ致傷被害。埼玉県のファンの男(26)逮捕

NEWSの文字と人々

性犯罪被害事件。強制わいせつ致傷被害。

東京都江戸川区のマンションで地下アイドルとして活動している20代女性が強制わいせつ致傷被害。埼玉県さいたま市、無職、容疑者の男(26)逮捕。

日時・場所

日時は?
令和元年9月1日(日曜)午後23時ごろ。

場所は?
東京都江戸川区の地下アイドル女性が住むマンション。

状況・性被害内容

マンションエントランス

東京都江戸川区のマンションで1年半ほど前からライブやイベントなどに出演する地下アイドルとして活動している20代女性が強制わいせつ致傷被害に遭うという性犯罪事件が発生。

男は地下アイドルの女性が住む江戸川区の自宅マンションで待ち伏せをして、帰宅してきた女性の背後から顔にタオルを押し当てて引き倒して玄関に押し入り、体を触るなどのわいせつな行為をして顔にケガを負わせたとみられる。

わいせつな行為をしたのは、地下アイドルの女性のファンの男であり、埼玉県さいたま市北区東大成町1、無職、容疑者の男(26)で警察は17日、強制わいせつ傷害などの疑いで逮捕した。取り調べに対し「私がやったことに間違いない」と供述し容疑を認めているという。

強制わいせつ傷害などの疑いで逮捕された男は、性被害に遭った女性の熱狂的なファンであり「女性のイベントは必ず1番で予約して参加していた」と話しているという。女性が所属するアイドルグループは大手芸能事務所には所属しておらず独立系のグループとみられる。

また、9月17日にアイドルグループ「天使突抜ニ読ミ」が公式Twitterで、メンバーの松岡笑南さんがファンの男からわいせつ致傷の被害に遭っていたことを報告。強制わいせつ致傷などの疑いで逮捕された容疑者の名前を出した上で「あってはならない行為」「断固として戦う所存です」と強い言葉を交えて伝えている。

その他・情報

情報を聞くために耳に手をあてる女性

2019年10月8日追記分
同男は地下アイドル女性の熱狂的なファンで、その後の調べで「SNSに投稿された女性の顔写真の瞳に映る景色を手がかりに住んでいる場所を特定した」と供述していることが分かった。

Googleのグーグルマップのストリートビュー機能を使い、女性が写真を自撮りした際、瞳に映った駅の風景と特徴が似ている駅を見つけ出し、駅で待ち伏せをしてマンションを特定したとみられる。

また、同女性がSNSで配信した動画を見て、女性が住む部屋のカーテンの位置や窓の光のさしかたなどから、女性の部屋の位置まで把握していたという。

2020年2月18日追記分
東京地方裁判所で18日、東京都江戸川区のマンションで、帰宅してきたアイドルの20代女性の体を触り、ケガを負わせたとして罪に問われている同男、S被告(27)の初公判があり、男は起訴内容を認めた。

男は、女性が駅のホームで自撮りした投稿画像の瞳から、駅や線路の本数などを確認し、背後の看板などと併せてグーグルのストリートビューで最寄り駅を特定し、動画の背景から女性が住む部屋の階数を確認。

さらに女性が動画を生配信中に、この階の全ての部屋のチャイムを押していき、女性がチャイムに反応して「何の音?」とコメントしたことから部屋番号まで割り出したという。

検察側は「消費者金融で金を借りながらイベントに参加するなど熱烈なファンだった被告は、女性の自撮り画像から最寄り駅を特定し、イベント参加後に犯行に及んだ」と指摘。

弁護側は「執行猶予を付けて更生の機会を与えてほしい」と訴えた。その理由として、女性の所属するグループのイベントに参加を続けて所持金が底をつき、自殺する前に女性を思い通りにしてやろうと犯行に及んだと説明。(2月18日午後17時30分)

2020年2月26日追記分
東京地裁で26日、アイドル活動をする女性のマンションに侵入しわいせつな行為をしたとして、住居侵入と強制わいせつ致傷の罪に問われた、S被告(27)の裁判員裁判の判決公判があり、懲役2年6か月(求刑・懲役5年)を言い渡した。

判決理由として「事前にマンションの下見や待ち伏せをした計画的な犯行」、「被害者の精神的苦痛は相当大きい」、「自暴自棄になり犯行に及んだが、原因の大部分は被告にあり身勝手だ」とした。

性犯罪被害に遭われた女性に心よりお見舞い申し上げるとともに、このような性犯罪事件が少しでもなくなることを願っております。

インターネット上の声

インターネット(パソコンとスマホ)

・うん、厳罰。被害の女性も心と体に深い傷を負ってトラウマになっているのは間違いないし、怖かっただろう。絶対いつかはまた同じことする。

・NGTも地下も同じか。

・ファンと近すぎるとこうなる。難しいわ。絶対ファンの中には内に秘めた本物の変態がいるやろうけど見抜けないしな。

・アイドルってのは性的な魅力で売るわけだから気をつけないとね。防ぐのは難しいでしょう。若い男はムラムラしてて、モテなくてクソ面なのに、かわいい子が自分にニコニコしてくれて握手までしてくれるのがアイドルだからファンになる訳。

・まあキャバ嬢なんかでも、これに似たようなことやもっと危険な目に遭うことは沢山あるからね。貢がせてその気にさせたとか言って逆上してボコられたりなど。キャバ嬢の場合はニュースに取りり上げて貰えないけど。

・そもそも今のアイドルの売り方が問題だろう。本来の健全なアイドルの楽しみ方は、映画を観たり、音楽を楽しんだり、酒やタバコを嗜むような、生活の中の1つの楽しみのはずだ。それが少ないファンから大金を毟り取るから、コアなファンはある時絶望し、暴走する。汚い大人こそが全ての元凶だ。

・メジャーなアイドルは、こういうことがあっても表には出ないのかもね。商品価値がなくなるから。

・有名無名問わずアイドルの数が増えすぎた為、運営側も一人一人のアイドルの警備にまで手が回らず、アイドルという職業が非常に危険な職業となってしまっている。口にこそハッキリ出さないが、最近テレビに頻出するような有名グループにおいてもメンバーの脱退が相次いでいるのは、そのような理由もあるのではないだろうか。

・AKBの台頭で、アイドルに会えることが普通になってしまったことで、こういうリスクが格段に上がってしまったように思います。自制できない犯人が最も悪いのは間違いないと考えますが、アイドルの側も差別化を図るために、自身の周辺情報を発信・露出していることがリスクを高めているように感じます。最終的に自分を守るのは自分であることを踏まえて、情報発信のあり方も含めて、自己防衛手段を整えておく必要があると思います。

・冨田さんの事件から何も学んでないな。

・やっぱりファンと近すぎるのはよくない。親しくしたいと思うけども、自分の推しが長く輝いて活動して欲しいなら、ファンも一定の節度を保たなくてはいけない。

・アイドルだとこういう仕事してたからって言われやすいけど、性犯罪は性犯罪で被害者側に落ち度は無い。確かに一般の人よりヘンな人と遭遇するリスクは解ってないといけないけど、キャバや風俗のお姉さんだって性犯罪に遭って良い理由なんてない。

・実際、被害届が出なければ逮捕や事件にはならないから、泣き寝入りしている子も絶対にいると思う。山口さんだって事件化を一時は伏せたから、告発までは表沙汰になってなかった。管理も警備もろくにできないのにアイドルもスタッフも素人をじゃぶじゃぶ増やしていくからこんな時間が起こるんだよ。

・ジャニーズでもあったけど行き過ぎたファンと犯罪者は紙一重である。違法行為には警察に通報するなり毅然とした対応をするべき。それでも犯罪を完全に防ぐ事は難しいが。

・これは完全なストーカー、昔と違って身近な存在になった弊害でもある。

・地下だろうが地上だろうが、ダメなもんはダメ。

・ちゃんと理性を持ちアイドルとのラインを引けない人は、ただの性犯罪者予備軍。猿の軍団。好きなアイドルがこの先、どんなトラウマを抱えるとか、精神的苦痛を味わうとか好きなら考えてあげるべき。

・男のアイドルファンが軽蔑されるのってこういうやつがいるからかな。

・色々なアイドルがいるんでしょうが、それに比例して色々とおかしな奴もいるということでしょうね。全く興味がない私からすると頭の発育不全が招いた事件でしかありませんけどね。健全な男女の人間関係に目覚めてほしいものです。見る限りでは無理かもしれないですけど。

・自分がずれていることには、気づきにくいのかもしれない。

・ドルヲタならアイドルを守れよ。

・空想世界と現実世界を一緒くたにするんじゃない。

・変態で陰キャでわがままな客から金をむしり取るアイドルビジネスの成れの果て。女の場合はメンヘラも多い。

・もっと現実を見れる若者が増えてほしいな。アイドルを追っかけて自分の時間やお金を注ぎ込むよりも、身近な交際や紹介で彼女を作ってカフェしたり話したり、デートするほうが実際に身になる。

・これは無名のアイドルを狙った変態な単独犯だろうけど、新潟の件は有名人を狙った組織ぐるみの犯行の様だが、なぜ何事もなかった様に再開出来るのだろう?素人に毛が生えたようなアイドルといわれる子が溢れかえっているが、所属先は他人の若い娘を預かって金儲けしているのだから、もっと危機管理をし責任を持つべき。

・この手の犯罪者や、ストーカー、DV加害者、性犯罪者はGPS監視をするべきだ。

性犯罪事件の数など

グラフとメモ帳とペン

平成30年の強制性交件数
(いわゆる強姦)は1,307件、
強制わいせつ件数は5,340件、
合計6,647件というデータです。

これは警察が認知している数、
すなわち、届け出た件数であり、
性被害申告率は
約20%程と言われています。

そして警察庁の発表によると、
13歳未満の子供が
性被害に遭った強制わいせつ事件は、
2017年の1年間で953件発生し、
1日に2件以上起きており、
法務省の調査では、
一度、子供に手を出した犯罪者の
再犯率は、84.6%と
極めて高いことも分かっています。

知って欲しいこと

こちらにまとめましたので、
長いですが、お時間のある時にでも
読んでくだされば幸いです。

性被害相談・児童虐待

全国共通ダイヤル #8103
一人で悩まないで。
各都道府県警の相談窓口に繋がります。
なるべく女性が対応するようです。
覚え方は「ハートさん」らしいですが、
ご自身が覚え易いのでOKです。
詳しくは⇒警察庁ウェブサイト「 #8103 」

因みに児童虐待に関しまして、
児童相談所全国共通ダイヤルは189です。
通告、相談が可能です
詳しくは⇒厚生労働省「189」

Twitter

良ければフォローお願いします。

詳しくは⇒Twitter(性犯罪チャンネル)

YouTube

文字スクロール型ですが、
インターネット上での反応も含め
性犯罪事件の動画をアップしています。
クオリティーは高くはありませんが、
もし良ければチャンネル登録お願いします。

詳しくは⇒YouTube(性犯罪チャンネル)

最後に

性犯罪の厳罰化については、
抑止にもなって個人的に賛成ですが、
それでもする人間は必ず存在します。
罪の重さを理解していない、抑えられない、
または自暴自棄になって犯罪を犯したり、
刑務所に入りたくて故意にする人間もいます。
そして、忘れてはいけないのが、
そもそも加害者側が罰を受けるのは
性被害に遭った後ということです…。
なので、先ずは性被害に遭わないように
十分に気を付けてください。

しかし、防犯意識を持ったとしても、
防げることが可能な事案は数多くありますが
全ての性犯罪から完全に防げるわけではなく、
悲しい事ですが「する人間はする」のです。

なので怪しい人物が居たら
すぐに警察へ通報したりして
パトロール強化をしてもらうべきだと思います。
性犯罪被害に遭わないため、
身を守るために防犯ブザーは必須アイテムです。
性被害に遭わないよう十分に警戒して下さい。

性犯罪を犯す人物が悪いのは当然です

個人的な意見ですが、
社会全体で「性犯罪は絶対許さない!」
という雰囲気を作る事が大切だと思います。
最後まで、お読みくださいまして
本当にありがとうございます☆

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