警察署の女子トイレ1階でペン型の小型カメラを発見。南国警察署の巡査部長(56)逮捕

NEWSの文字と人々

性犯罪被害事件。盗撮被害。

高知・南国市の警察署の女子トイレで隠しカメラが見つかり、持ち主とみられる巡査部長の男が逮捕された。

参照・参考:フジテレビ系

高知県南国市の警察署の女子トイレ1階でペン型の小型カメラを発見。南国警察署の巡査部長(56)逮捕。

日時・場所

日時は?
令和二年9月1日(火曜)午前9時から2日(水曜)正午ごろ

場所は?
高知県南国市の警察署の女子トイレ1階

被害者は?
女性

加害者は?
56歳の南国警察署の巡査部長

状況・性被害内容

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高知県南国市の警察署の女子トイレ1階で、ペン型の小型カメラが発見されるという建造物侵入事件が発生。

ペン型カメラを設置したのは高知県南国市、南国警察署の巡査部長、Z容疑者(56)で3日、建造物侵入の疑いで逮捕。

取り調べに対し、「盗撮目的だった」などと容疑を認めており、また、「南国署の女子トイレで、これまでも盗撮したことがある」などと話しているという。

男は9月1日午前9時から2日の正午ごろ、高知県南国市の警察署の女子トイレ1階に正当な理由なく侵入し、ペン型の小型カメラを設置したとみられる。

2日正午すぎごろ、南国署の女性職員が女子トイレの個室で、ペン型の隠しカメラを発見。

騒ぎに気付いた男が駆けつけて、「業者のものかもしれない」などと持ち去ろうとしたが、不審な行動だったため取り調べると、「間違いありません。弁解はありません」と認め、「盗撮目的で女子トイレに侵入した」などと話したという。

カメラのデータには動画が残っており、県警は迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為)の疑いでも調べる方針。(9月3日午後13時)

その他・情報

情報を聞くために耳に手をあてる女性

10月9日追記分
高知県警は7日、高知県警南国署の女子トイレに盗撮目的で侵入したとして建造物侵入罪などで起訴された同署地域課巡査部長、Z被告(56)について停職6か月の懲戒処分とし、男は同日依願退職。

男は7月上旬ごろ、警察署内の武道場から換気扇のふたを盗み、ペン形カメラを仕込んだ上で、女子トイレ個室の換気扇のふたと交換し、同月21日から9月2日まで合計約30回の盗撮行為をしたとみられる。

9月3日に逮捕され、9月23日に窃盗、建造物侵入の両罪と県迷惑防止条例違反(盗撮)で起訴されたという。

今回は高知県ですが、全国でみるとまだまだ同様の行為をしている犯罪者は多くいます。

警察署の女子トイレを盗撮した元警察官の男に

執行猶予付きの有罪判決です。

11月11日追記分
高知地裁は10日、高知県警南国署の女子トイレ内の換気扇にペン型カメラを設置して約30回にわたり、計11人の女性を盗撮をしたとして、迷惑行為防止条例違反などの罪に問われた元県警巡査部長、Z被告(56)に対し懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡した。

判決理由として裁判官は、「犯行は計画的で成人男性の分別を欠く」と指摘。

一方、「当時、精神的に不安定な状態にあったことが影響を与えた」として懲役2年の求刑に対し、懲役2年・執行猶予4年の判決を言い渡した。



盗撮被害について
お風呂場の脱衣所、入浴中の盗撮被害、温泉施設、職場のトイレ、公衆トイレ、スーパーのトイレ、コンビニのトイレ、本当に数多くの盗撮被害があります。

腕時計型、ボールペン型、芳香剤型、火災報知器型、眼鏡型、スマホの充電器型、ライター型、キーホルダー型…などなど様々な形のものがありますので着替えの場所、トイレ等では特に警戒してください。

中には指先くらいに小さいのもあり、消しゴムのケースに入れて使ったり…と。正直こういうのって盗撮目的以外に何に使うの?って感じです。

こういったものを販売禁止にするのは難しいかもしれませんが、犯罪抑止のためや悪用した場合すぐに特定できるよう登録制、許可制にすべきだと個人的にはそう思います。

そして、スーパー、書店、100円ショップなど、買い物中、レジや商品等を選んでいる際に背後から狙われることも多々あります。

レンタルビデオ店やゲームショップでよくありますが、向こう側が見える商品棚からスカート内を盗撮してくる人物もいます。

他には、駅のホーム、駅構内のエスカレーター、商業施設のエスカレーター、試着室、電車内、ホテルの部屋などなど…例を挙げればキリがありませんが変質者は何処にでもいます。

行為者が悪いのはもちろんのことですが、どれだけ性犯罪について厳罰化されたとしても、する人間はしますし、加害者側が罰を受けるのは性被害に遭ったあとです。

なので、先ずは性被害に遭わないよう、背後や周囲を警戒して十分に気を付けてください。

性犯罪被害に遭われた女性に心よりお見舞い申し上げるとともに、このような性犯罪事件が少しでもなくなることを願っております。

インターネット上の声

インターネット(パソコンとスマホ)

・いい歳して何やってんだか・・・。ご家族が不憫でなりません。

・馬鹿だとしか言いようがない。

・警察署のトイレ以外でもやってそうだな。コンビニとかスーパーのトイレとかも巡回ついでに仕込んでそうで安心できないな。

・56歳でこんなことを始めるとは思えないし、前からやってたんやろな。それにしても気持ち悪い。

・この警察署に女性が何人勤務しているのかわかりませんが、全員一斉に気持ち悪いと発したことでしょう。これはアカンやつでしょう。この犯人は職場だけではなく他所でも同じことしていたんじゃないでしょうか?きっと自宅を捜索されてパソコンやスマホ関係の情報を押収するでしょうから、そこから余罪がたくさん出るかも。

・自分の勤務先でも、犯罪目当てで女子トイレに入り込むと建造物侵入容疑になるんだね。

・盗撮でこれまで何百、何千人と捕まっていることを一番知っている警察官が、自分だけは見つからないと思っていることのアホさに呆れる。

・まぁ、田舎の警察は身内に優しいから依願退職で退職金ガッポリもらって終わるでしょうね。

性犯罪事件の数など

グラフとメモ帳とペン

令和元年(平成31)の強制性交件数
(いわゆる強姦)は1,405件、
強制わいせつ件数は4,900件、
合計6,305件というデータです。

これは警察が認知している数、
すなわち、届け出た件数であり、
性被害申告率は
約20%程と言われています。

そして警察庁の発表によると、
13歳未満の子供が
性被害に遭った強制わいせつ事件は、
2017年の1年間で953件発生し、
1日に2件以上起きており、
法務省の調査では、
一度、子供に手を出した犯罪者の
再犯率は、84.6%と
極めて高いことも分かっています。

下記は日本全国、
強制わいせつの性犯罪被害件数、
強制性交等の性犯罪被害件数、
平成27年から令和元年の年齢別、
についてのまとめです。

身を守るための安全防犯対策意識

身を守るための安全防犯対策意識について、
こちら(下記)にまとめましたので、
長いですが、お時間のある時にでも
読んでくだされば幸いです。

性犯罪種類一覧表

性犯罪の種類一覧表。
わいせつ行為、痴漢、盗撮、
児童買春などの性犯罪について、
できるだけ分かりやすく簡単に
こちら(下記)にまとめました。

性被害相談・児童虐待

全国共通ダイヤル #8103
一人で悩まないで。
各都道府県警の相談窓口に繋がります。
なるべく女性が対応するようです。
覚え方は「ハートさん」らしいですが、
ご自身が覚え易いのでOKです。
詳しくは⇒警察庁ウェブサイト「 #8103 」

因みに児童虐待に関しまして、
児童相談所全国共通ダイヤルは189です。
通告、相談が可能です
詳しくは⇒厚生労働省「189」

Twitter

よければフォローお願いします。

詳しくは⇒Twitter(性犯罪チャンネル)

YouTube

文字スクロール型ですが、
インターネット上での反応も含め
性犯罪事件の動画をアップしています。
クオリティーは高くはありませんが、
もし良ければチャンネル登録お願いします。

詳しくは⇒YouTube(性犯罪チャンネル)

最後に少し言いたいこと

性犯罪の厳罰化については抑止にもなって個人的に大賛成ですが、それでもする人間は必ず存在します。

罪の重さを理解していない、抑えられない、または自暴自棄になって犯罪を犯したり、世の中には刑務所に入りたくて故意にする人間もいます。

そして、忘れてはいけないのが、そもそも加害者側が罰を受けるのは、性被害に遭った後ということです…。

なので、先ずは防犯意識をもって性被害に遭わないように十分に気を付けてください。

しかしながら、防犯意識をもったとしても防げることが可能な事案は数多くありますが、悲しいことに全ての性犯罪から完全に防げるわけではありません。

なので怪しい人物が居たら、すぐに警察へ通報したりして地元地域のパトロール強化をしてもらうべきです。

女性に対し防犯意識を高めるように言うと、「被害者を責めるな」などという言葉が返ってきたりしますが、責任を負わせているのではなく、悲しいことに「する人間はする」ので、防げることは防ぎ、可能な限り被害に遭わないように、ということです。

もちろん男性に対しても児童買春しないこと、女性を襲わないこと、もしも襲ったあと被害者はどうなるか、また被害者家族はもちろんのこと、加害者家族もどうなるか、自分はどうなるかなどを徹底して性教育等にも力を入れ、双方協力で男女ともに性犯罪をなくす意識改革が必要だと考えます。

性犯罪を犯す人物が悪いのは当然です

性犯罪だけでなく、あおり運転被害、窃盗、詐欺などなど、様々な犯罪被害から身を守るためには、情報を知り、防犯意識を高めるなどの自衛策が本当に必要です。する人間が100%悪いのは百も承知です。

そして、性犯罪について一人一人が重く受け止め、社会全体で「性犯罪は絶対許さない!」という雰囲気を作り、今よりももっと世の中の空気を変える事が大切だと思います。いじめ、動物虐待、児童虐待も然り。

最後まで、お読みくださいまして本当にありがとうございます☆

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